surgery 親知らず

親知らず

抜歯の経験が多く、豊富な知識と技術を持ってDrが対応いたします。
他院で親知らずの抜歯を断れた方も当院へお問い合わせください。 真横になっている親知らずも抜歯可能です。

親知らず

「親知らずは抜かないといけないの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
個人差はありますが、一般的には10代後半に生えることが多く30歳を過ぎてから生える方もいらっしゃいます。

ブラッシングがしにくい場所に斜めに生えている場合や隣の歯を押している場合、全体的な噛み合わせに影響している場合は、できる限り早めに親知らずを抜歯し早めに適切な処置を受けることをおすすめします。

親知らずをそのままにしておくと?

  • 1. 虫歯や歯周病になりやすい
    親知らずは奥に生えているため、歯ブラシが届きにくく、食べかすが残ると言われています。そのため、虫歯や歯周病になりやすく、前歯にも悪い影響を与える可能性があります。
  • 2. 歯並びが悪くなることがある
    親知らずは、まっすぐではなく傾いて生えていることが多い歯です。そのため、周りの歯を押してしまうので、口の中全体の歯並びが悪くなることがあります。
  • 3. 口臭の原因になる
    親知らずは、虫歯や歯周病になりやすく、周囲に細菌が繁殖することで口臭が発生しやすくなります。
  • 4. 嚢胞ができる
    親知らずが骨の中に埋まっていると、その周りに嚢胞という病気を作ってしまうことがあります。

当院こだわりの方法

■ 親知らず2回法

当院では、神経と距離が近く抜歯が大変な親知らずの場合は2回法を採用しています。

下あごには、下歯槽神経という、下あごの運動や感覚に関わる大きな神経があります。
親知らずの根っこが、この下歯槽神経にとても近い場合、抜歯をするときに神経を傷つけてしまう可能性があります。神経が傷つくと、麻痺が残ってしまうことがあります。

当院では、安全に神経と歯の根っことの位置関係を精密に調べるため、3D的に確認できるCT撮影をしてから診断をしています。CT写真の結果、根っこの先と神経が、触れてしまうくらい近くにあるときには、抜歯を2回に分けて行うことがあります。

  • 1回目のレントゲン
    11回目

    親知らずを二分割して、頭の部分だけ抜きます。
    2〜3ヶ月期間をおくと、頭の部分を抜いてできたスペースにむかって、残り半分の根っこの部分が伸びてきます。

  • 2回目のレントゲン
    22回目

    再度、CTで神経との位置を確認し、神経との距離が離れ無事安全が確認できたら残り半分の根っこを抜歯します。

■ テルプラグ

当院では、抜歯後に開いた穴にテルプラグというコラーゲンの塊を挿入する処置をお勧めしています。
テルプラグはコラーゲンでできており、スポンジのような形をしているため、挿入すると血液を吸って保持し、穴から血液が流出するのを防ぎます。傷口の表面を保護するだけでなく、テルプラグの内側に周囲の細胞や血管を付着させて治癒を促進し、痛みを軽減する効果があります。

テルプラグがおすすめな場合

  • 抜歯が困難な方、埋伏歯がある方
  • 抜歯後にインプラントを予定されている方
  • 抜歯後に病気などで治療ができないことが予想される方。(血液疾患、人工透析など)

■ シロナ製CT

シロナ製CTの画像

当院のCTはドイツ・シロナ社製の最上位機種です。
三次元のCTデータで診断ができるようになります。
正確な診断により、より質の高い歯科医療を提供することが可能になります。
CTは口腔外科や親知らずにおける新しいアプローチをもたらし、より安全でシンプルなプランニングが可能になります。
3D表示により、画面を見せながら患者さんに治療計画をわかりやすく説明することが可能になりました。

親知らずの抜歯だけではなくインプラント治療、根管嚢胞、難治性根管治療、根管破折の診断と矯正治療、歯周病治療など、より正確な診断が可能になります。