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なぜ 定期的に歯医者に通うべきなのか
2022.06.13

こんにちわ府中市のワンデイデンタルです。

歯科定期検診

何もなくても歯医者に行くのって皆さんどう思いますか?

「めんどくさそう、必要あるの、通院させようと引っ張ってませんか、」

などなどいっぱいはてなが浮かぶと思いますが、歯科定期検診のメリットは、歯医者で治療しなくて済む可能性が格段にあがることだと断言できます。口腔内で起こる問題は基本細菌に由来する慢性炎症が故であるので、この細菌つまりはバイオフィルムのコントロールのためには定期的に口腔内の専門的なチェックと洗浄が必要であることは、1980年代に論議されすでに確立した理論と言えます。考え方としてはまずは全体の5%いるといわれている歯周病またはカリエスに対してとてもり患しやすい集団を見つけます。これらの人に対してはその方々の日常生活を鑑み、問題が起きないようコントロールするために必要な定期検診のスパンを決めます。そのほかの罹患率の中程度または低い人たちは理論上は3カ月毎に専門的な口腔内クリーニングとチェックを繰り返していれば重症化しないと言われています。

当院でのメンテナンス

i TEROで撮影した立体画像と比較して、前回と今回の口腔内の様子を確認します。歯肉からの出血の有無を念頭に置いてチェックし、エアフローを用いてエリスリトールで縁上及び歯肉溝内のバイオフィルムを除去していきます。歯石があれば除去します。歯肉の炎症は停滞しているバイオフィルムによって引き起こされるのでこれさえ除去しておけば慢性炎症である歯周病の発症は極力抑えられます。クラッシックパウダー、グリシンパウダー、エリスリトールパウダー等プラーク除去用のパウダーも色々あります。ステイン除去にはカボ社製のプロフィレックスを好んで使っております。カルシュウムのパウダーを使ってステイン除去を容易に行います。

歯磨き粉

日本でも1400ppmを超えるものが出回り始めて数年が経ちます。これくらいの濃度が無いと虫歯予防効果としては控えめかもしれません。お勧めしているのはSENSODYNEがう蝕予防用で、PARODONTAXが歯周病予防用です。どちらも二年ほど前にイエテボリ大学の歯周病科に行ったときに勧められたものです。歯ブラシはTEPEが一押しです。

未病の状態を維持する

平均寿命80歳越えの昨今、生体は多かれ少なかれ体内にどこかしら炎症を抱えた状態で過ごしています。これが慢性炎症の状態であるならこれといった自覚症状なく過ごしていけます。このためには自己免疫がある程度あることが前提となります。この機能がいきているうちは炎症は単なる小康状態を示し、これといった問題は起こしません。口腔内洗浄だけでは免疫系にまで影響を及ぼすのは少ないですが、炎症自体の定期検診によるデータの蓄積からある程度予測を立てることはできます。

歯周病患者の割合

歯周病とは歯槽骨の骨欠損を伴う歯肉の炎症のことで、1960年台から1990年代に多く研究された論文から紐解くと人種による差はあまりなく、どの年代においてもほぼ8パーセントほどの重度の歯周病患者が存在します。中程度の歯周病患者はほぼ全人口の半数かなといったところです。当然10代20代は少なく30代40代ではやや増加傾向を示します。中程度の方においてはメンテナンスで十分に予防つまり歯周病の進行による歯牙の喪失を遅らせることができます。また、重度の歯周病の人たちにも今まで局所的抗生物質の投与、外科的治療、非観血的ブラッシング指導など多くの方法を駆使してその進行にあがらうことが進められており、ある程度の実績が上がっております。最近では、エアーブレーションと言ってEMS社のAir Flowによる歯周病の予防が脚光を浴びております。当院でもユニットごとに配置し活躍しております。エリスリトールの微細なパウダーと水流により歯肉溝と歯面上のプラークによるバイオフィルムを除去してプラークの再付着を予防します。

何故CT画像を活用するのか

今までのX-線でのパのラマ撮影とCT画像での立体構築された顔貌骨格データを見るとその違いは一目瞭然です。特に局部的骨欠損を的確に再現しており、百聞は一見に如かず。CTはX-rayの照射量がという声が聞こえますが、当院のシロナ社製のorthophos SLはその被ばく線量はごく少量で晴れた日の太陽光よりもずっと少なく、その解像度は今風に言えばやばいです。

皆さんの健康寿命に貢献できるよう日々研鑽しております。

ではまた