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学び続けるその先に
2022.01.18

ズーム研修

最近はリアル開催がほぼない研修会。特に海外研修はゼロですね。ただズームを使ったオンライン研修は百花繚乱です。海外まで行って受けていた研修が自宅でってのは確かに効率的。ちょっと寂しい気もしますが。夜間にも研修があるのでぎりぎりまで仕事をしたうえで20時スタートなんてのもあります。終わりはなんと12時かな。それでも現地に行くのとは比較にならないほどの情報量ですね。往復している間も研修することになるので。年末から年始にかけては週3ペースで受けていたのでかなりの情報量になっています。

デジタル歯科診療

PCの操作に慣れつつこなす今日この頃。口腔内の歯牙歯肉データとその中にある骨等のデータであるCTとのマッチングは確かにこれだよこれって感じ。さらに顔面の写真正面、側面との重ね合わせをしたうえでの治療プランは術者の求めるものと患者さんのニーズがうまくマッチするのが形になるような気がします。一度CT撮影画像が簡易に得られると何かと便利。矯正計画時の歯牙移動方向の骨量を確認できる。歯内療法時の見逃し根管の確認ができる。下顎の大臼歯と下顎管の距離を確認できるので安心して器具を挿入できるし、ぎりぎりまで攻めたとき安心して治療に臨める。たとえば下顎管に接するような下顎親知らずの水平埋伏のカット時には大変重宝しておりますな。上の写真のような抜歯ができるのもCTありきですね。間違いなく。結構ギリで親知らずが神経の本管に接しているのでとてもとてもそっと行きます。左上が一般的なレントゲンです。右隣が縦横斜めと3方向で輪切りにした図です。真ん中の段左は下顎菅3mm近接までカット。右は1mm以下近接までカット。三段目の写真が抜歯後のCTです。下顎菅の骨壁を壊すことなく、残根もなく完了。確認しつつ一歩ずつ進めばこんな埋伏歯も行けます。

治療の予測実現性

なるべく歯牙を残したい。なるべく低侵襲でいきたいときにデジタル画像やデジタルで補綴物を作ることはアドバンテージかな。唾液にけずられた歯牙の露出した象牙細管を即座にレジンで埋めてスキャニングして即日接着する。これが現行で考えうる最善の手法となるかと。

インビザライン矯正

本当にやればやるほど素晴らしいです。一つ一つのステップを確実に踏みつつすべての歯の位置に気を配りながら行うと今まで不可能とされていた大臼歯の遠心移動や数歯単位の歯牙を正確に動かしていくことが可能となります。したがって今までなら確実に抜歯症例だったケースも抜かずに行けるケースが増えてきています。ここにもデジタルによる三次元的骨量の計測と分析が不可欠となります。骨のないところに歯を動かすことはできないので。今までやっていた床矯正やワイヤー矯正とは明らかに理論的裏付けが異なりますね。ピンポイントで歯を狙って動かすのですべての歯牙の移動順番を順次考えています。

最近はめっきり冬って感じ。皆様もお体には気を付けて。

いつでも ウエルカムな府中ワンデイデンタルです。

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院長 植田貴久
Takahisa Ueda
よりよい環境を創り、歯医者に通うのが楽しくなるように。皆様が笑顔でお帰りいただくために、私たちができることを精一杯頑張ります。