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最善の治療とは?
2021.03.26

最善の治療とは?

こんにちわ 東京都府中市の歯医者「府中ワンデイデンタル」です。

最善の治療とは何だと思いますか?

それは何も治療をしないことです。

これだとわかりにくいですね。正確には治療をしないでいい状態に患者さんの口腔内を維持し続けることです。

虫歯ができないように常に患者さんと二人三脚で見守っていき、歯周病の頻発時期である40歳前後に適切なプラークコントロールを行い、発生を防ぐ。

また、幼年及び児童期の患者さんの歯牙配列及び顎骨の発育を見守り、問題が起きそうなら矯正等の治療介入を行い生涯に渡って口腔機能が維持しやすいように誘導していく。

中高生に対しては発育期であるが故、栄養摂取の回数の上昇に伴うカリエスリスクの上昇をコントロールしてあげ、今後起こりうる歯周病の対策としてブラッシング等を強化していく。

患者さんが60歳に差し掛かってきたら、服用している薬や唾液量の減少を鑑み、根面形成カリエスをフッ素、洗口液、歯間ブラシ等を利用してコントロールしていく。

これらのことを行うにはやはり数カ月に一度お口の中を拝見していただき、一人一人の患者さんに合ったオーダーメイドのプラークコントロールが大切になってきます。

食物を口から摂取して咀嚼し、唾液と混和して飲み込むことは生命維持活動の基本です。身体に難が出始めると座って咀嚼することが非常に難しくなり更なる衰弱へと肉体は傾いていきます。最近では咀嚼運動が脳へと供給される血流量を維持し、ひいては認知症の予防をも担うことが研究で明らかになりつつあります。

これらのことを担うのが歯牙です。10年間で3歳ずつ寿命が延びている昨今、健康寿命を維持するためにも天然歯の維持が要となってくるでしょう。

歯医者で治療をしないで済むように歯医者に通う。こんな禅問答のようなことが実は真実なのかもしれません。

とはいえ、歯科医師たるもの治療自体はしっかりと行わせていただいております。

アメリカの歯科大ではすでに印象材で型を取るという講義はなくなっており、すべてがデジタルスキャニングになっています。

とはいえスキャンするのは人間であり、お口の中に装着するのも人の手によって行われます。AIと人の共同作業による治療スピードの向上には目を見張るものがあります。一カ月かかって審美性と精密さを追求していた修復物がわずか数日で完成したりします。物によって一時間以内なんてことも可能です。コロナ窩の昨今、治療スピードの向上と通院回数の減少は大きなメリットとなるでしょう。

矯正にしても口腔内をスキャニングをしてしまえば、その場で完成予想図を提示することができます。その後レントゲンとCTデータ、顔貌写真をマッチングさせ、歯牙の移動限界を鑑み最終治療計画を確定させる。

話がだいぶそれましたが、一度 府中ワンデイデンタルの門を叩いてみてくださいませ。

これから十年したらこうなるであろう歯科医療の形をお見せすることができるかと お待ちしております

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院長 植田貴久
Takahisa Ueda
よりよい環境を創り、歯医者に通うのが楽しくなるように。皆様が笑顔でお帰りいただくために、私たちができることを精一杯頑張ります。