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院長のインビザライン日記
2021.09.27

こんにちわ 府中の府中ワンデイデンタルです。

インビザライン

マウスピース矯正も6週目に入りだいぶ使用にも慣れてきました。スタート時はクラスⅡの2類という下顎が少し後ろに押され気味で、前歯のかみ合わせが深いタイプでした。したがって、前後的な歯牙の湾曲が強いので、下の前歯がびよーんと突出した感じで噛み合わさっていました。前から見ると上の前歯で下の前歯が全部隠れちゃうように見えます。厚みのある食品をかみ切ると上の前歯の付け根あたりをやけどしたりすることもありました。現状は噛みこみが徐々に減ってきている感じ。ただ、前後の真ん中の歯あたりで食事の時キュッと当たるようになってきてます。しばらくすると落ち着くかなと思い現状経過観察を行っています。マウスピースの出し入れも慣れてくるとススッと出し入れできますが、入れる時下顎の奥歯はㇵの字に生えてるので少しねじりながら入れるとよいかも。無理に入れると舌側のヘリがめくれてしまうので無理は禁物かな。捲れたら金属ばさみでちょっこと切るかラジオペンチで元の形に戻します。上顎頬側最後臼歯の頬粘膜はやっぱり入れる時にたまに挟んじゃいますね。指で粘膜を支えながら入れるとよいです。

インビザラインでの歯牙移動

なるべく24時間はめっぱなしのほうが歯牙の移動はよい結果が出ます。食事と歯磨きの時以外は入れっぱなしがベスト。糖分のない飲み物ならそのままでもよいのですがお茶やコーヒーだとだんだんと着色してきますね。歯磨きのたびにマウスピースも磨いてあげたほうが良いです。意外と歯石が上顎の奥歯とかついてきます。このマウスピースが装着したまま飲食ができて、虫歯予防効果があり歯を磨かなくてもよくなって、ホワイトニングも可能なんてなったら大人気になると思うのですが、インビザさん開発してくれないかな。

たまにアタッチメントという歯牙頬側表面につけたプラスチックのフックがダツリすることがありますが噛み合わせの関係で致し方ない場合もあります。その都度正確な位置につけなおしますので特に心配はいりません。

天然歯牙配列

歯牙の配列位置は力のかかる方向が拮抗する位置に並びます。顎がしっかりしていて噛む力の強い人なら臼歯部ががっちり咬みこみ鏡で歯並びを覗き見るとこの字型に並んでたりします。また鼻が詰まってることが多いアレルギーの強い人の場合はどうしても口を開けて呼吸をすることが多いので、下顎の前歯に隙間ができたり、前歯でものをかみ切るのが難しくなり、無理に唇を閉めようとすると下顎のところに梅干しみたいな筋肉の緊張が見られたりします。意外と何でもないようなのですが、すべとの額運動の力の負担が臼歯部に集中するので、どうしても臼歯部の摩耗と周囲の骨吸収が強く40歳前後で問題を起こす方をよく見かけます。長期的に噛み合わせが安定している人は犬歯でのあごの動きの誘導と前歯での適切な前後的歯牙移動の誘導があります。この咬合様式になっていると定期的なメンテナンスを繰り返せば、ほぼ100%80歳まで20本以上の歯が残ります。

歯は親知らずなしで28本あるので一本ぐらいなくてもと思いがちですが意外といろんな不定愁訴の原因の一つになったりします。体のいろんなところに痛みが出たり、平衡バランスがとりづらくなったりと、えっと思いもつかない症状が出ることがあります。

自分のインビザは只今二カ月目に突入し、咀嚼時に早期接触出るのとマウスピース装着時は右胸鎖乳突筋の上部の痛みが無くなりとても快適です。前方から鏡で見て咬み合わせ変わったなと実感できるほどには変化はありません。ただ日々確実に変わっているのを実感できます。さ~どうなりますかな。

 

 

 

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院長 植田貴久
Takahisa Ueda
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