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Clinic

10月のとある週末今年三回目となるイタリアパドバ研修抄読会に参加してきました。
スエーデンではいかなる分野においても理論的裏付けに基づいた行動が求められます。したがって、歯科治療においても常に仮説に基づく実践と検証が繰り返されており、それを評価し、次の診療に生かしていきます。
 何かの処置をするためにはなぜその方針を取るのかの理論が必要となるため、どうしても論文の検索、読解が必須となります。
今年の研修においても膨大な量の論文が引用され、とても個人では読み切れないので有志で集まって文献を検索し、自分の担当論文を発表することになりました。私の担当は歯の周りの歯肉がどのように成熟し維持されるのかというものと、歯と歯の間にできる隙間はどのようなわけなのか、またどのようにしたら改善できるのかについてのものでした。
そのほかには、なぜ歯肉の炎症が起きるのか?とか歯と歯肉の幅はどのような因果関係にあるのか?など毎回10本近い論文の発表・読み込みを行います。
 明日の診療にプラスになると信じて一行ずつ読み込んでいく今日この頃です。

2019.11.08