1月15日 16日の二日間東京歯科大学の奥田 克爾先生の細菌学の講義を受けてまいりました。
一日目 口腔マイクロバイオウムの世界
談合するデンタルプラーク細菌
歯周ポケット内の懲りない細菌の面々
口腔の感染防御システムは無力なのか
デンタルプラーク細菌の栄養源の唾液、歯肉溝液は敵でしかないのか
口腔内アレルギー疾患をひも解く
二日目 デンタルプラークは史上最大の暗殺集団となっている
デンタルプラーク細菌と心疾患、脳疾患、呼吸器疾患
歯周ポケット内細菌が発症させるアルツハイマー病、大腸がん
副作用のない科学的プラークコントロール最前線
スエーデン発バクテリアセラピーの魅力
抗菌性洗口液を検証する。
内容濃いめながら受講者をあきさせない話はさすが。講演のような浪曲のような漫談のようななかなかの講義。
受講者も大阪 秋田 山形 熊本と全国区でした。
do no harm
患者を傷つけてはいけない。
そして 根拠のある治療をしたまえ
が、講義の締めくくりのお言葉でした。