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二日目の午前中は大学講義棟５階にある歯周病スペシャルクリニック内での実際の診察の見学及び実習でした。
4階はＸ線室、3階はブローネマルクインプラントセンターになっています。
５階は歯周病の重症患者さん用のクリニックですが、基本治療はブラッシングと歯間ブラシの使い方のレクチャーです。
どんなにひどい歯周病であってもバイオフィルムの除去により改善していくという大前提に基づきかつ歯ブラシのみの清掃では不十分であることをわかりやすく伝えながらいくつかのTePe製品を使いながら説明をされていました。
言うは易しのブラッシング指導を行動変容理論に基づいて個々の患者ごとに行ないます。
ブラッシングが適切になってくるにつれて歯石もどんどん歯肉の上に見えてくるので順次それを除去していき、最終的には出血のある個所が１０％未満になることを目指しているようでした。
そのうえで骨縁下ポケットがある場合に外科処置をするというというものでした。
ここ１０年間歯周病の対応の仕方は大きく変更はありません。が、あんなに使うのをためらっていたair flowが１０台近く稼働していました。
やはり治癒効果が目を見張るものがあるようです。当院にもまだ2台ですが導入しておりその効果に驚いております。
午後の講義は具体的に行動変容と衛生士の教育についてのレクチャーでした。
042-367-8900