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Clinic

「先生、一応歯医者にはかかっているんですが痛くて痛くて、とてもじゃないんですがかめないんです。一通り検査していただいて問題なしということで様子見になっているのですが、歯をちょっと合わせるだけでも痛くて。。ちょっと見てもらえませんか?ほんと何でもないって言われちゃって、困ってるんです。」

こんな主訴の方が先週立て続けに四人ほどお見えになりました。
じっくり問診して検査するのですがこうゆう場合は十中八九どれかの歯牙が歯髄炎になってます。
ただ炎症の急性期にはこれといったレントゲン像がなくなかなかそのデータから削って神経をとる治療を始めるのははばかれるのも事実です。
ただなんとかせないかんばい。めちゃくちゃ痛いわけですから。レントゲン像をよく見ると歯牙にひびが入ったとき特有の骨の状態が移っていたり、歯の周りを丁寧に探っていくと一か所だけポケットが極端に深いなどいくつかの所見が見つかり歯牙が特定されます。
あとは麻酔をかけて注意しながら切削していくとヒビが見つかることが多いです。
丁寧に炎症が収まるように処置をするだけなのであとは簡単です。
次の日に予後の確認ででんわしてみると皆さん痛みが引いていて一安心。
この後は痛みが取れるのを確認しつつ数回根っこの洗浄を行って痛みが取れたら被せて治療完了になります。

2018.10.06