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インプラントのアイコン インプラント治療
インプラントの写真イメージ
一般的となったインプラント治療

インプラントとは、厳密に言えば、人体に埋め込む人工物のことです。
歯科医院で使用するインプラントは「歯科用インプラント」と呼ばれていますが、近年では歯科でのインプラント治療が一般的になってきており、単にインプラントと呼ばれることが多くなっています。
インプラント治療とは、歯を失った場所に人工歯根(インプラント)を埋め込み、歯を補う治療法です。
歯を失った場合の治療法としては、以前はブリッジや入れ歯が主流でしたが、近年ではインプラント治療を希望される患者様が増えてきています。

当院のインプラント治療
~安全な治療のための4つのポリシー~

インプラントに対する患者さんの不安は、お金や安全性の面で大きく異なります。
当院では、安全なインプラント手術のために「5つのポリシー」を掲げています。
まずは治療の悩みや疑問を解決することを考えています。

1. インプラント治療を始める前に、必ず現状の問題を解決する

歯を失った原因を究明し、口腔内の状態を整えた上で、インプラント治療に臨みます。
虫歯や歯周病の治療をせず、土台をしっかりと整えないまま手術をしても、決して長続きはしません。
根本的な原因を患者さんと共有し、お口の中をきれいにすることで、インプラントは長持ちします。

2. 特にシニアの方には診査・診断をしっかりと

高齢者の方は、服用している薬や既往歴などをよく聞いた上で、インプラントの適応かどうかを判断する必要があります。
当院では、診査・診断を重視し、数多くの症例に対応してきました。
他の歯科医院では難しかった症例にも対応できるスタッフと環境が整っています。
セカンドオピニオンとしてもお気軽にご相談ください。

3. セレックやCTを駆使したデジタルシミュレーションで最新の治療を準備

歯の設計ソフトと、口腔内の環境を3次元で把握できるCTを組み合わせたインプラント治療を行います。
インプラントのサイズ、埋入位置、角度、安全性などを正確にシミュレーションし、最終的なインプラント治療のゴールを導きます。

4. ストローマンインプラントで様々な症例に対応

世界ナンバーワンのストローマンインプラントで、様々な患者さんの悩みに対応しています。
特に顎の小さい日本人に適したタイプが多いので、神経や血管を傷つけるリスクを最小限に抑えることができます。
ストローマンインプラントは国内外で非常に高いシェアを誇っており、万が一別の場所で治療を受けることになったとしても、対応できるクリニックが多いのも強みです。

ストローマン社について詳しく

ストローマン社はスイスのバーゼルに本拠地を置き、インプラント歯科、修復歯科、口腔組織再生の分野で世界をリードしています。
ストローマンインプラントは、世界70カ国以上で使用されているインプラントメーカーです。

全世界で1,400万本以上のストローマン・インプラントが患者さんの治療に使用されています。
ストローマン製品の高い品質と信頼性は、長期的な治療実績に裏付けられており、世界的に信頼されているインプラントブランドです。

また、万が一インプラントに問題が生じた場合でも、多くの歯科医院でストローマンインプラントを取り扱っているため、世界中の歯科医院で対応できるというメリットがあります。
日本でも多くの歯科医院でストローマンのインプラントが使用されています。
引っ越しや転居の可能性があっても、転居先で適切な対応ができます。

インプラント埋入の力

ストローマンインプラントを採用したの大きな決め手の1つは、その外形、つまり骨に埋め込んだときに動かない、固定しやすい形状であることです。
よく使う言葉に「埋没トルク」というものがありますが、トルクとは力の大きさで、ニュートン・センチメートルという単位で表されます。
過剰な力、極端に言えば80ニュートンセンチの力でインプラントを骨にねじ込んでしまうと、接触している骨が強い力で締め付けられ、インプラントと接触している骨表面の血管が押しつぶされてしまいます。
すると、インプラントの周囲に新鮮な血流がなくなり、インプラントの骨の接続が阻害されたり、感染しやすくなったりします。
そのため、通常のインプラントの適正な埋入トルクは15~35ニュートンセンチと言われています。
しかし、適切なトルクで埋入したとしても、骨が非常に柔らかく、骨にしっかりと固定されていない「一次固定不良」では、骨と結合しないことがあります。
また、極端に太く長くなくても、標準的な長さと太さで咬合力を支える能力が高いインプラントの形状としては、全体的に直線的な形状(平行な外形)をしているものが最適です。

セレックとCTを組み合わせた最新のインプラント治療

当院では、セレックとCT、シミュレーションソフトを組み合わせた最新のインプラント治療を導入しています。
歯を失ってしまった部分は、セレックの設計ソフトを使い、かみ合わせのバランスを考慮して設計します。

本来、インプラント治療は治療期間が長いのですが、デジタル機器を駆使することで、診断から治療計画、手術、そしてセラミックの歯を装着する段階までスピーディーに進めることができます。
この方法により、患者さんの通院回数を減らし、治療期間を短縮することが可能になりました。

治療の流れ

1. カウンセリング・検診

患者様とのカウンセリングを行い、ヒアリングをもとに治療計画を立てます。虫歯や歯周病が進行している場合は、まず治療を進めます。
専用のカウンセリングルームでは、モニターを使って現在の状況をわかりやすくご説明いたします。
インプラントに関するご質問やご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。


2. CT撮影

CTで撮影したデータから、骨の状態や血管の位置などを把握します。
被せ物や詰め物による治療が適切かどうかを判断します。
また、患者さんへの説明や手術前のシミュレーションにも使用します。


3. 人工歯の設計・製作

光学カメラで撮影した部分をパソコン上で3D画像として再現し、詰め物や被せ物の設計を行います。
完成したデータをもとに、しっかり噛める人工歯を機械で製作します。
患者さんのお口の状態やご要望にもよりますが、その日のうちに治療が完了することもあります。


4. シミュレーション

シミュレーションソフトを用いて、CTデータとセレックが設計した人工歯を組み合わせます。
インプラントを埋め込み、人工歯を装着した時の完成イメージを患者さんと共有することができます。


5. 手術

インプラント手術では、シミュレーションに沿った的確な治療を徹底的に行います。
手術と聞くと不安になる方もいらっしゃると思いますが、十分な麻酔をした上で手術を行いますので、手術中の痛みはほとんどありません。


6. 設置・調整

完成した被せ物・詰め物を患者様のお口に装着し、咬合を調整します。
最初はお口の中がおかしいと感じるかもしれませんが、すぐに慣れますのでご安心ください。


7. アフターケア

インプラントのお手入れを怠ると、インプラント周囲炎になってしまうことがあります。
当院では、正しいブラッシング指導やセルフケアの方法をご紹介し、患者様のお口の健康をサポートしていきます。
また、術後は定期的に通院し、適切な検診を受けることをお勧めします。