ガムピーリングとは、メラニン色素で黒ずんだ歯茎をピンク色に戻す方法です。
人の印象は出会ってから0.5秒~30秒で決まると言われています。
もちろん「歯並びがキレイ」「歯の色が白くてキレイ」というのはとても重要ですが、一番重要なのは歯ぐきです。
歯ぐきが黒ずんでいると、不健康、不潔といった悪いイメージを与えてしまうと言われています。
ガムピーリングは、黒ずんだ歯ぐきをきれいにして、爽やかにする方法です。
メラニン色素は、紫外線や喫煙、食べ物の刺激などにより、皮膚の表皮の最下層である基底層にあるメラノサイト(色素細胞)で生成されます。
皮膚と同様に表層にしか存在しないため、メラニンを除去して剥がすことできれいになります。
当てはまるものが多ければ多いほど、ガムピーリングはおすすめです。
当院ではガムピーリングにレーザーを導入しています。
フェノールのタンパク質変性作用により、メラニン色素と一緒に上皮組織を除去する方法です。
薬を塗るだけでキレイになります。
ここでは薬剤法でガムピーリングをしたスタッフの体験談をご紹介します。
治療時間は短く、上の前歯6本の歯茎に薬を塗るのに5分ほどかかりました。
処置中は火傷をした時のような熱さとヒリヒリ感がありましたが、我慢できました。
その間に歯茎が白くなりました。歯茎に白い膜が張ったような感じです。
鏡を見るとかなり目立ちました。
術後、3時間くらいはピリピリとした鈍い痛みがありましたが、仕事に集中していると忘れてしまいました。
約3時間後、ヒリヒリとした痛みは消えました。
帰宅後に夕飯を食べていると、歯茎を叩いたり、塩辛いものを食べたりすると痛みを感じました。
いつもより食べづらいと感じました。痛みは食後1時間ほど続きましたが、それも少し気になる程度の軽いものでした。
周りの反応ですが、私は歯茎が白いので目立つと思っていたのですが、夫は私が 「歯茎が白い 」と言うまで気づかなかったようです。
案外目立たないかもしれませんが、もし誰かに会う予定があるなら、その日は避けて漂白したほうがいいと思います。
朝見たときは、昨日と同じように見えました。
歯磨きは歯茎に当たって痛くなりました。歯茎を避けてブラッシングした方が良いようです。
歯茎に何かが当たったり、酸味や塩味などの刺激があると痛みを感じますが、刺激がなければ痛みは感じません。
仕事終わりに歯茎を見ましたが、漂白された白い歯茎の先が剥がれていました。
これが全部剥がれたら、綺麗な歯茎が出てくるんですね。
膜のような表情の白い皮膚がめくれ始めたのです。
皮膚が弱くなったせいか、食べ物や歯ブラシが当たると歯茎が今まで以上に痛くなりました。
柑橘類や辛いものを食べると、まだ問題があるかもしれません。
白っぽさがなくなり、目立たなくなった印象です。
前日に比べて、歯ぐきの色が鮮やかな赤みのあるピンク色になってきました。
もともとの歯茎の色よりも、はるかに美しい色になっています。
食事の際、ブラッシング時の痛みも前日に比べてかなり改善されました。
歯茎の色の変化は、前日と同じです。
食事やブラッシング時の痛みはほとんどなくなりました。
歯茎の色の赤みが出てきました。まだ普通の歯茎よりも赤いです。痛みはなくなりました。
特に変化なし。
スタッフに歯ぐきを見てもらい、「黒ずみがなくなってきれいになったね」と言ってもらいました。