ご予約はこちら
ご予約はこちら
入れ歯・義歯のアイコン 入れ歯・義歯
インプラントの写真イメージ
患者様のお口にあった入れ歯をご提供します

入れ歯とは、失った歯の代わりとなる人工の歯のことです。
違和感のない義歯は、歯茎(床)の範囲が大きくも小さくもなく口の中にぴったりと収まっています。
患者さんの咬合高さや咬合を十分に調整することで、入れ歯をよく噛むことができます。

長く使える入れ歯のために

長く使える入れ歯とは、どのようなものでしょうか。
丈夫で壊れない入れ歯でしょうか・・・もちろんそれもありますが大切なことはたくさんあります。

1. 日常生活にマッチした義歯

「今までたくさんの入れ歯を作ってきましたが、ほとんどの場合、2~3年で合わなくなり、作り直さなければなりませんでした。」
「何度も定期的に入れ歯を作り直さなければならなかった」
という不満の声があります。
もちろん、入れ歯自体が壊れて作り直すこともありますが、ほとんどの場合、残っている歯の虫歯や歯周病などで口腔内の状態が変化し、再治療が必要になることが多いのです。

2. 変化に対応できる入れ歯

もちろん、治療後のお口の中の状態はできるだけ変化しないことが望ましいのですが、それでも不測の事態によりお口の中の状態が変化してしまうこともあります。
そのような場合でも、もともと作っていた入れ歯の精度が高く、修理を考慮した素材を使っていれば、いきなり作り直す必要はほとんどありません。

3. 清潔に保つことができる入れ歯

入れ歯を清潔に保つことは、う蝕の残存、歯周病、口腔粘膜疾患、ひいては全身疾患の予防に非常に重要です。
そのために必要なことは、汚れがつきにくく、経年劣化しにくい素材を選び、日常的に適切なケアを行い、定期的に歯科医院でメンテナンスを行うことです。

4. 残った歯や口腔を守るためのプログラム

繰り返しになりますが、一度作った入れ歯を長く使うためには、残存むし歯や歯周病を予防し、定期的なチェックとメンテナンスを行うことが大切です。
作ったばかりの入れ歯を長く快適に使っていただくために、セルフケアを提案し、その方に合ったメンテナンスプログラムを作成します。
患者様のお口の健康を維持し、幸せで豊かな生活に少しでも貢献できれば幸いです。

入れ歯の種類

「総入れ歯」と「部分入れ歯」

大きく分けて、「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2種類があります。
その他、特殊なタイプとして、バネのない入れ歯や金属で薄く仕上げた入れ歯などがあります。
これらは症例や患者様のご希望に応じてお作りします。

合わない入れ歯をお使いの方は、一度ご相談ください

合わない入れ歯を使い続けると、「痛み、肩こり、頭痛、腰痛、ストレス、関節痛、顔の変化、発声障害、入れ歯の脱落」などの症状が出てきます。
あきらめずにそのままお使いにならず、一度ご相談ください。

治療前にご理解いただきたいこと

入れ歯は医師だけでは作れませんし、患者さんの協力がなければ良い入れ歯は作れません。
また、出来上がった入れ歯は必ず調整が必要です。

初めて入れ歯を入れる方と、すでに入れ歯を経験している方とでは、入れ歯の違和感にかなりの差があります。
しかし、口腔内で適応していれば、徐々に慣れていきます。ご理解いただき、一緒に良い入れ歯を作っていきましょう。

義歯(入れ歯)のお手入れについて

入れ歯のお手入れ 食後は、入れ歯のバネや中で食べたものが入りやすいので、外して水で洗います。
その後、入れ歯用ブラシ(普通の歯ブラシより大きく、毛足が長いので汚れを落とすのに効果的)で細かい汚れを落とします。

これである程度の汚れは落ちますが、入れ歯洗浄剤に浸けておくと、殺菌・消臭効果があり、入れ歯を常に清潔に保つことができます。

入れ歯を磨くとき

歯の表面よりも、歯と歯ぐきの境目(ピンク色の部分)、バネの内側などに汚れが残りやすいのでご注意ください。


部分入れ歯の場合

バネがついていますが、使用中に緩むことがあります。
まれに自分で曲げた方がいい場合もありますが、合わないこともありますので、面倒でも歯科医院で調整してもらいましょう。


総入れ歯の場合

自分の歯がないので、うまく洗えない人もいます。
総入れ歯の方には歯がないので、入れ歯の表面全体が粘膜になります。
汚れが残っていると、粘膜がただれたり、腫れたりすることがあるので注意が必要です。


入れ歯の保管方法

入れ歯を24時間つけたままにする人もいますが、歯茎や歯を休めるためにも、寝るときには外したほうがいいでしょう。
使わずに外す場合は、よく磨いてから、入れ歯用の容器やタッパーに少し水を入れて、乾燥しないように保管してください。

外出先に持ち歩きたくない場合は、ジップロックの袋(水漏れが心配な場合は、コットンやティッシュに水を含ませて入れておく)を利用すると、入れ歯やブリッジを長く快適に使うことができます。

合わない入れ歯やブリッジを長く使っていると、急にあごの骨が痩せてしまったり、歯周病になって歯を抜かなければならなくなったりすることがあります。

当院のこだわりの入れ歯制作

治療用入れ歯でお口の中の問題を解決します

当院に来院される患者さんは、他の歯科医院で治療を受けられた方がほとんどですが、いずれも難症例です。
私たちの技術力をもってしても、いきなり最終入れ歯を作って完璧に装着するのはギャンブルに近いものがあります。

そのため当院では、最終的な仕上がりを良くするために、治療用の入れ歯(仮入れ歯)を一度作り、それを起点に修正し、得られた膨大な情報をもとに最終入れ歯の質を可能な限り上げていきます。

時間と手間をかけて治療用入れ歯を製作します

治療用入れ歯は、当院で患者さんに最初に作る入れ歯です。
基本的には初診で来られた患者さんなので、長年のお付き合いはありません。
そのため、情報が少なく、すべてを想定し、想像しながら入れ歯を作る必要があります。
何度も検査をして、その検査データをもとに、最終的に入れ歯として使えるものを仕上げていきます。

仮の入れ歯というと、数日で作る簡単な入れ歯と思われがちですが(即席の入れ歯は保険適用外で高額な自由診療となりますが、保険の入れ歯に比べて質が落ちます)、当院では本気で治療用の入れ歯を作っています。
そのため、製作期間は1ヶ月程度かかりますが、大きく合わない入れ歯を無駄にするよりも、全体の治療期間を短縮し、最終的な入れ歯の質を高めることができます。
抜かなければならない歯が多い場合は、治療用入れ歯を2つ作るパターンもあります。

治療用入れ歯でも快適に過ごせます

一般的に仮の入れ歯というと、見た目の管理と柔らかいものしか食べられず、痛みを我慢しなければならないケースが多いと思います。
最終的な入れ歯の質を目指すわけですから、治療用の入れ歯でも快適に使用できるように考えます。

例えば、取り外し可能な部分入れ歯はわかりやすいですが、治療用の入れ歯でも、金属板を薄くしたり、入れ歯の金具も目立たないように加工したりします。
治療用の入れ歯(仮の入れ歯)であっても、健康保険適用の最終的な入れ歯をはるかに超える質を想定しています。

仮入れ歯でも患者さんのために最善を尽くす。これが当院では大切だと思っています。

治療用入れ歯をベースにした最終入れ歯

患者さんに実際に治療用入れ歯を使ってもらい、良い点、悪い点を見つけてもらいます。
そして、良い点を活かしつつ、悪い点を修正することで、より良い最終入れ歯を作ることができます。

例えば、治療用入れ歯のサイズをもう少し大きくしたいと思ったら、最終入れ歯でさらに自分のイメージに合った歯に変えることができます。
入れ歯を作っているときは良いと思っていても、実際に使ってみると気になる点もあるようです。
治療用入れ歯は、最終入れ歯の品質を向上させるためにとても重要です。
治療用入れ歯の設計から、前歯の外観を変更し、金属板で薄くして快適性を高めています。