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2,021 4 4 セレック研修
2021.04.12

2,021 4 4 セレック研修

こんにちわ東京府中市の歯医者「府中ワンデイデンタル」です。

天気が雨模様の日曜日セレック研修に横須賀の小池先生の研修に参加して参りました。去年は姫路の北道先生のコースに行ったっきりだったのでセレック研修は久しぶりです。洋風な三階建ての歯科医院どちらかといえばヨーロッパの歯科医院の間取りに似ていますね。理想的な診療空間、メンテナンスと治療はフロアー分けてユニットごとに広々としたスペース。

セレックはチューリッヒ大学において開発が始まったシステムで、チェアーサイドで被せ物を作るというコンセプトに基づいた診療を可能にする機械システムです。

 

小池先生は15年経過症例もあり、セレックでのワンデイ修復の安全性を示していただきました。

現在の光学スキャナーは3次元データを取得するだけでなくカリエス診断機能も搭載しており、赤外線光を用い不要な放射線を用いずに初期う蝕を検知することができるようになっております。

今までの方法は歯を形成後、印象材にて口腔内情報を取得し、石膏を注入することにより口腔外にその情報を複製していた。そのため収縮と膨張をコントロールしなければならず、患者さんの不快感やコストと時間がかかっていた。これに対し、光学スキャナーによるデジタル印象は不快感も少なく短時間で口腔内情報を取得することができる。スキャン時もチップを交換することができるため、感染リスクもなくえられた情報はデジタルのため様々に加工を加えることができる。修復物セット後10年とかの症例を観察してみるとエナメル質と同様の摩耗率を持ち、膨張収縮率がエナメル質に近い材料が予後がいいように思えます。

アメリカの歯学部では既にデジタル印象が主流になっており、ヨーロッパでもかなり浸透し始めていました。

日本はまだまだ5%にも満たないかもしれません。ただこれから10年のうちにどこの歯科医院でもデジタルが取り入れられ、かたどりがなくなり、完成した白い歯が帰る時にははいるような時代になる。そうなれば何度も歯医者に行かなくていいし、らくちんになりますな。

ではまた

 

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院長 植田貴久
Takahisa Ueda
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